初めに
今月のtopicは国費(こくひ)留学生(りゅうがくせい)です。京大の留学生の中に、国費留学生の人数は少ないですが、日本文部省からな月で手厚い奨学金をもらっている彼らは、小編や1月号の梁永さんのような私費留学生とすこし違う生活を送っているそうです。さあ、スタート!
My life & My style (NO.2)
許(コー)金(キム)祥(シアン)・多芸(たげい)多才(たさい)への道を
Editor 李晨(りしん)
プロファイル
許(コー)金(キム)祥(シアン)(Khaw Kim Siang )
マレーシアのペナン(Penang)出身、中国系。高校時代に勉強に励み(はげみ)、国の物理学オリンピック試合にメダルを取得した。2003年高校卒業後は日本大使館(たいしかん)の推薦(すいせん)により国費留学生として来日、現在は京大理学部一年生。
テキスト ボックス: ペナン島(Pinang island) 「東洋の真珠」と言われるペナン島はマレーシア国ペナン州に位置し、マレーシア第二の都市です。島の人口は約70万人で島民は中国系(85%)・マレー系・インド系その他の多民族で構成されていて、生活の中心は英語です。ペナン島の特徴は豊な自然と海辺のリゾート、歴史ある街(イギリスの早期植民地)、安い物価(日本に比べて1/3程度)で治安も比較的良い事だと言えます。なぜ日本に留学しましたか?
卒業直前までは留学というアイディアが全然頭になかったが、ただある日本国費留学生選抜(せんばつ)に応募してみた。なぜなら、僕は資格志向を持つ、つまりあらゆる試験に参加したい奴であるから。思わずに最後まで行き抜けて、それは留学のきっかけとなった。得意な数理系に進学しようとした僕は、数学と物理学ノーベル賞の受賞者9名も出た日本で、大学生活を送れて、よかったと思う。(本音:来日前憧れていたのは、日本の漫画と女の子だった。笑)
どうやって日本に来たのですか?
だいたい2003年3月前後マレーシアでそれに応募した。5月の第一次選考(せんこう)も7月の第二次選考も首都のクアラルンプール(Kuala Lumpur)で行われるため、興奮(こうふん)しながら学校をサボって旅行する気持ちで首都に向いた。英語面接なども課された上、入選に大喜んだ。9月上旬までに大使館(たいしかん)から推薦され、来日したのは2004年4月であった。1年目は多くのマレーシア国費生と一緒に、大阪外大で日本語を習うようになった。後、希望と成績にやっと京大に入学できた。
来日から今までの生活を通して、日本にどんな印象を持っていますか
・ 嫌なこと:礼儀や手続きが多すぎて面倒だ。
・ 好きなこと:観光業が発達、景色がきれいな上、どこに旅行してもすごく便利。
・ 困まること:日本文化を理解しないかぎり、話しの建前と本音を簡単に見分けられない。
・ 助かったこと:日本は奨学金大国であること
現在どんな大学生活を送っていますか?
・勉強と遊ぶを両立
毎月1~2万円を使って本をたくさん買って来て、いつも勉強に頑張っている。(小編:本棚の写真見たら分かる)夜には週一回二回と隣近所のフランス人や韓国人、ベトナム人の友達とカラオケに行ったり、飲みに行ったりとかしている。それは、私費生と比べて、やはり国費生のほうが時間やお金に余裕を持っているためであろう?
・仲間の輪を広めていくために
いろんな国からの留学生と旨く付き合っている。それはマレー語、中国語、日本語、英語が全部できちゃって、話しはしやすいのおかげかも。(言葉よりも交流の心、小編)
テキスト ボックス: マレーシアの教育 マレーシアの義務教育は、初等教育(primary)6年、中等教育(secondary)5年、大学予備教育2年の6・5・2制です。義務教育制度はありませんが、中等教育までは無料で、初等教育の就学率はほぼ100%となっています。(外務省)・京都にタンシン赴任中
小編:もっとネタを探そうと思って、「京都国際学生の家」に住んでいる許君の部屋に行ってみた。目立つのとは張り紙(はりがみ)(上写真)です。左右がそれぞれ日本とマレーシアの地図、真ん中が自分の写真、(彼女とのもある)、上に4つ釣りっているのはマレーシアで国際物理オリンピック試合に勝ち取ったメダルです。残してある何十枚の証書(しょうしょ)も紹介してくれて、(えっ?なんで仏(ぶっ)教学(きょうがく)の習得証書まで得たの?)さすがに資格志向をつよく持っていますね。
・がり勉にはならないように
カラオケの大好きな彼は歌を何百曲取り集まっていて、残してきた歌詞のプリントも何冊に至っています。楽器はギターが、ピアノも弾ける彼は漫画やアニメに目がない。そして、好きなスポーツはサッカー(とWinning Eleven)、水泳(すいえい)、バドミントンとかがある。住む先に共用の卓球台が置いてあるので、最後に写真のようにもう二人の友達と一緒に交代で卓球(たっきゅう)をやって楽しみました。(小編よりはちょっと下手、丸秘)
大学勉強の期待像
物理学は論理的(ろんりてき)な考え方が中心としていると思う。これに拘り(こだわり)すぎると、芸術感覚や創造力などを失っていくおそれがある。せっかく総合型大学に入ったので、歴史(れきし)、地理(ちり)、考古学(こうこがく)などいろいろと勉強していきたい。例え単位が揃えた(そろえた)としても、幅広い教養を身につけるために勉強し続けるべきだと信じている。(More infor in his BLOG: http://spaces.msn.com/members/siangnet)